【世俗】投資商品選択の結論(新NISA、iDeCo)

1 自分なりの結論(2023.11時点)

・商品は「eMaxis slim(除く日本)」

・新NISAの証券会社は「SBI証券

2 新NISAでの商品選択等

(1)商品選択

・信託報酬手数料が安いもの(=インデックスファンド)を選ぶ。  ※コストも複利計算されるため。

・具体的には、「eMaxis slim」シリーズのどれか。

〈比較〉
  • (除く日本) 年0.05775%以内
  • 全世界(オールカントリー)年0.05775%以内
  • 全米(S&P) 年0.09372%以内

 ・好みで選択してよい。日本経済の成長に賭けるかどうか。  ・全世界、全世界(除く日本)は、世界経済そのものの成長に賭ける。

〈検討〉eMaxis slim バランス(8資産均等型)について
  • 分散投資」で勧められる場合あり。
  • 手数料率 年0.143%以内(「全世界」の2倍)
  • 投資内訳 日本株12.5%、国内リート12.5%を含む

(2)証券会社の選択

・考慮要素 残高ポイント制度 ・保有残高に対して毎年ポイントを付与してくれるところあり(改悪のリスクあり)  

・比較 eMaxis slim全世界(除く日本)の場合

SBI証券「投信マイレージ」  月間平均保有金額に対し一律0.0175%

マネックス証券  年率0.0175%(SBI証券と同じ)

楽天証券 投信残高ポイント  楽天で運営の全世界、全米のみ設定あり。(「除く日本」は対象外)   

(3)皮算用

  • SBI証券を利用し、「投信マイレージ」で(除く日本)に対するポイントを得る場合  (月間平均保有金額に対し一律0.0175%)
  • 保有残高に対するポイント付与    (1年を経過後)360万円→630円    (5年を経過後)1,800万円→3,150円

3 実践の手順

(1)方針

  • 新NISA枠1,800万円を最速で埋める(複利効果)
  • 年360万円✕5年で達成する。

(2)年の初めにやること

  • 成長枠240万円 年初に一括投資
  • 積立枠120万円 1月をボーナス月設定  【23.11.20 SBI証券だと、ボーナス設定120万円がやれた】

 参考 とんかつ@インデックス投資 さん

 【とんかつの新NISA戦略】

 ・成長投資枠・・・・・・・・240万を年初一括  ・つみたて投資枠・・・月10万積立  ・投資対象・・・・・・・・・全てオルカン  新NISAは『オルカンで1800万を速く埋めるゲーム』って勝手に思ってる。あとは運ゲーです。

4 参考文献

(1)なぜインデックスファンドが有利かの解説

  • 山﨑元、水瀬ケンイチ『ほったらかし投資術』2022(改訂三版)
  • 橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』(文庫2017,単行本2015)
  • 藤沢数希『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』2006

(2)原典

  • バートン・マルキールほか『ウォール街のランダム・ウォーカー』2023.5(改訂13版)
  • チャールズ・エリス『敗者のゲーム』2022(改訂8版)

〈概要〉

  • アクティブファンドは継続はして市場平均(インデックス)に勝てない
  • アクティブ投資で売買のタイミングを捉えようとする事は、稲妻の輝くタイミングを予測するようなもの